電子喫茶 アメイロタマネギ

レトロやコーヒー好きの読者様へ筆者が学んできた珈琲の素晴らしさや情報を随時プレゼンしていくブログです。

ラムネ瓶のガラス玉がビー玉じゃない事実

夏の暑い日々が続くと嫌になるという人も多いでしょう。
ただ、日本には夏だからこそ楽しめる行事として、至る所で祭りがありますよね。

祭りと言えば、花火!出店!お神輿など、様々な物が連想できるかと思います。

今回は、ラムネ瓶 に着目していきたいと思います。

祭りの出店で氷水の中に浸かったキンキンに冷やされたラムネ瓶
また、現代では見かけることは希少ですが、クーラーボックスを積んだ自転車で田舎道を走るラムネ売りのおじさん

炭酸が喉を通る瞬間がたまらないですよね。

さて、ラムネ瓶と言えば傾けると「カランコロン」 と懐かしい音がしますよね。

中には、ビー玉が入っていると認識されている方も多いかと思います。

ただ、それ実はビー玉ではないんです。

さぁ今回は、その事実に迫っていきたいと思います。



ラムネ瓶に入っているのはビー玉じゃない?

さて、皆様が認識されていたであろう瓶の中のガラス玉がビー玉ではないということですが、

これ実は、ビー(B)玉じゃなくて、エー(A)玉なんです。

.....は?と思われるかもしれませんね。苦笑

本来は、ラムネ瓶内に用いられる「ラムネ玉」の製品規格で合格したものを「A玉」
不合格だった規格外のものを「B玉」 と呼んでいます。

規格上、ラムネ瓶に用いられる「A玉」は、完全に球体である必要があります
作り上げられた結果、不良品である「B玉」を子どもたちの遊び道具に...と駄菓子店などで一緒に取り扱っているようです。

すなわち、ラムネ瓶には事実上「ビー玉」は存在しない ということになります。



ガラス玉の役割は?

ガラス玉に規格的に違いがあることはお判り頂けたかと思います。
では、そもそも何故、ラムネ瓶の中にガラス玉が入っているのでしょうか。

それは、ラムネの誕生に遡るのですが、
実はラムネが誕生したのは、イギリスです。

当初、イギリスで提供されていたラムネは、コルクで栓をしていたそうです。
しかし、コルクだと炭酸が抜けてしまうという欠点があり、
改良された結果、1872年にイギリスの工学者ハイラム・コッドガラス玉で栓をする方法を編み出したのです。

瓶の口をビー玉を密閉する設計なのは、
瓶を満たし、逆さにしてラムネを注入することでガラス玉が口に押しつけられ、炭酸の圧力により密閉することができるからです。
密閉する為には、綺麗な真円にならないとそこから液や空気漏れを起こしてしまうので、中のガラス玉は規格を満たした「A玉」である必要があります。


ガラス玉の取り出し方

ラムネ瓶を飲み終わった子どもたちの多くは、中のガラス玉を必死に取り出そうとするでしょう。

勿論、筆者も子どもの頃は取り出そうとしましたが、あれって物によっては中々取り出すのに苦労するんですよね。

取り出しやすさが変わってくるのは、ラムネ瓶の口のゴム部分がネジ式か打ち込み式かで変わってきます。

ネジ式は、捻ることで簡単に開くのでガラス玉をすぐに取り出すことができますが、

打ち込み式は、文字通り打ち込まれているので簡単にはいきません。
パッキンになっているものであれば、てこの原理を利用して無理矢理開くことができますが、物によっては、瓶を割って取り出すしかないものもあります。

お子さんがガラス玉を取り出そうとしているときは、怪我をしないように大人の方で対処することを強くオススメします。



ラムネ瓶の素晴らしさ

前項で御説明した通り、ガラス玉の本来の目的は、栓をすることではありますが、やっぱりラムネ瓶にはガラス玉が入っていると安心しますよね。

清涼感や季節感、子供の頃の懐かしさというか...
子どもにとっても、ラムネ瓶の中に宝物のような綺麗なガラス玉が入っている喜びやワクワクを味わえる素晴らしい今も存在するレトロアイテムだと思います。



皆様も夏祭りや駄菓子屋さんに行った時には是非ラムネ瓶を手に取って、味と音を懐かしんでみてくださいね。

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